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国産花火製造所が運営する古民家「川の家」

「花火+古民家=」

このワードで連想されることといえば、
おばあちゃん家に泊まりに行った時の
夏休みの夜だった。

兄弟や従兄弟たちと、
みんなで集まって楽しんだ花火。

蚊取り線香と火薬のにおいが入り混じり、
立ち込める白い煙が辺りを覆う。

色とりどりの手持ち花火を試して
自分のお気に入りを探す。

最後の〆に線香花火、
誰が一番消えずに残るかの耐久レース。

国産花火製造所の運営している古民家とは
いったいどんな雰囲気なんだろう。

花火できるのかな、楽しみだな。

自分の心の奥底で
永い年月いびきをかいていた童心が
目を覚ましたようで

何日も前から出発の日が楽しみだった。

目次

川の家について

出典:川の家

「川の家」は福岡県八女市にある矢部川上流へ、
せり出すように建てられた木造の古家だ。

九州自動車道の八女ICから
国道442号線に出てまっすぐ、
松瀬ダムを目指して行けば辿り着くことができる。

道中、黒木町の大藤が綺麗で立ち寄りたかったが、
あいにくの雨で泣く泣く寄り道を断念した。

川の家のお部屋を紹介

年季が入った外観。
まさに田舎のおばあちゃんの家に来た感じ。

さっきまで降っていた雨も
到着した時にはちょうど止んでいた。

車を降りると、
雨露と若草の春のかおりと生ぬるい風を
全身に感じて心地よい。

窓から見た景色。

川のせせらぎとウグイスのさえずりに癒された。

中は床なども新しく張り替えられていて
シンプルですっきりしていた。

蚊取り線香や虫除け・殺虫スプレーなどのグッズも
常備されていた。

浴室は部屋がヒノキでつくられていて
木のかおりに癒される。

夜だけでなく、
朝風呂も堪能した。

洗面所も綺麗で
正面には緑豊かな景色が拡がっている。

大自然を前にして
洗顔、歯磨きなどをする開放感。

爽やかな朝が迎えられること
間違いなしだろう。

寝室は2部屋にわかれており
1部屋にはベッドが2台ずつ、
全部で4台のベッドが設置されている。

川の家で国産花火が体験できる

玄関には縦長のカゴの中に入った国産花火を体験できる。
(※写真奥の袋入り花火は売り物です)

着火剤とライターが常備されているので、
これらを使って花火ができる。

夜、雨がやんでいるタイミングを見計らって
早速花火を楽しんだ。

力強く、よく長持ちする。
色も鮮やかなものが多かった。

しばらくするとまた雨が降り始めてしまったので、
途中で片付けて部屋に緊急退避。

全ての花火を体験することは叶わなかったので残念だった。

また、写真だと
なかなか花火の綺麗さが存分に伝えられないのが悔しい……

川の家の食事

夕食では「黒木たかっぽ」さんの郷土料理を堪能できる。

子どもの好きな揚げ物やウインナーもあれば
たけのこやワラビなどの旬の野菜とバラエティー豊かなメニューだ。

おとなもこどもも、お箸が進む。

ジャガイモでつくられたお饅頭。
甘味は控えめでフカフカしていてやさしめの味。

こんにゃくのお刺身を酢味噌でいただく。
ツルッとした喉越しとザラっとした舌触りをぜひ堪能してほしい。

朝ごはんは、あんこ入りの食パンと
ミルで挽きたてのコーヒーをいただける。
挽くのが面倒な場合は即席のドリップコーヒーもある。

なお、冷蔵庫には緑茶も入っている。

まとめ

今回の旅では矢部川の自然と共に
ゆっくりした時間を過ごせた。

森の緑や古民家の懐かしい木々の香り、
川のせせらぎ、野鳥のさえずり、
こころのデトックスができたと思う。

あいにくの雨ではあったものの、
屋根をうつ雨音なんかも風情があって
それはそれでよかった。

宿名川の家
住所福岡県八女市黒木町大淵1172−6
電話番号0944ー67ー0764
チェックイン16時
チェックアウト10時
公式ホームページhttps://kawanoie.com/
注意
  • 寝巻きは持参する必要があります。
  • 付近にスーパーはないので、買い出しは済ませておいた方が良いです。
  • 電子レンジ、トースターあり
  • コンロは有料で使用可能(※詳細は川の家へお問い合わせください)
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この記事を書いた人

福岡を拠点とした
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