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マリンワールド海の中道

海のいきもの達と、スタッフがおりなす唯一無二のテーマパークに、一度も訪れたことがないという福岡人は、ほとんどいないのではないだろうか?

開業35周年を迎えてもなお、進化を続けているマリンワールド海の中道。

他の水族館にはない独特の観点から切り込んだ、一風変わったコンテンツで、人々に学びや感動を与えてくれる。

まだ、一度も遊びに行ったことがない人はもちろんだが、すでに行ったことがある人も新たな発見がある。きっと存分に楽しめることだろう。

今回はマリンワールドの新エリアのリニューアルオープン情報や特別展、館内情報についてご紹介していこう。

目次

新エリア紹介<かいじゅうアイランド>

九州の外洋や深海の屋内水槽エリアをぬけて外に出ると、真正面にひろがるビーチでバカンスを楽しむペンギン達がお出迎えしてくれる。

ここは2024年3月19日にオープンした新エリアの「ペンギンビーチ」だ。

南アフリカのボルダーズビーチというケープペンギンのふるさとをイメージしてつくられた、この砂浜エリアで思う存分、散歩や水泳を楽しんでいた。

実際にペンギンに触れてはいけないが、手が届くほどの身近な距離にいるペンギンとのふれあいに心が癒される。

ガラス越しに手を近づけると、人間を怖れずに近づいてくる、なんともフレンドリーで愛らしい。スタッフの愛情をたっぷり受けているのが、すごく伝わってきた。

言葉にならないコミュニケーションでペンギンとの親睦を深めることができるだろう。

そして、ペンギンビーチの通路を進むと、右手の方に広場がある。

先ほどの「ペンギンビーチ」と同日にオープンした新エリア「アイランドステージ」だ。

白い円形のインターロッキングを中心として、360度どの角度からでも海のいきもの達のパフォーマンスを間近で楽しめる。

「ペンギンの丘」からアイランドステージまで、自分の足でよちよちと歩いてくる愛くるしい姿をみて、思わず会場が沸きあがる。

ペンギンのパフォーマンスを観覧しながら生態にまつわるクイズに答えて、ペンギンについて楽しく学べる時間だ。

みんな人懐っこくて、物怖じせず近づいてきては、観衆に素敵なシャッターチャンスをプレゼントしてくれることだろう。

10分程度の所要時間ではあるが、ペンギンたちとスタッフとの息のあったパフォーマンスをお見逃しなく。

また、「GOGOアザラシ」というパフォーマンスも面白い。

スタッフの言葉と合図を一生懸命に聴きながら得意技を披露する姿に感動するだろう。

いくつも芸を覚えられてアザラシは意外と知的ないきものなんだと感心させられた。

また、アザラシの生まれたての頃の白いふわふわした写真を紹介してくれるのだが、今のフォルムとのギャップに驚愕した。体の一部の白い部分は幼い頃のなごりが残ったものなのだろうか。

なお、アイランドステージの奥にはアザラシに餌やり体験ができるコーナーもあるので、こちらもおすすめ。

500円をロッカーに投入して中に入っているエサを取り出そう。

アザラシの好物のイカナゴだ。

どことなくキビナゴに似ているが、全然違う種類らしい。

プールの柵に備え付けられた透明の筒からイカナゴを投入する。

イカナゴのヌメりでお箸で上手に掴むことができずに、娘は餌やりに苦戦していた。

次第に待ちくたびれたのか、集まっていたアザラシ達は、どこかへ泳いで行ってしまった。

しかし、最後まで粘り強く待っていた1頭のアザラシがようやくご褒美にありつけた瞬間をすかさずパシャリ!

待たせてゴメンね!

いきものVS怪獣 すがた・かたちのインスピレーション

ウルトラマンに出てくる怪獣と海のいきものの生態を紹介し、特徴の似たもの同士を見比べて楽しめる特別展もぜひ観てほしい。

この特別展は2部構成に分けられており、それぞれ下記日程で開催されている。

第1部:2024年1月27日(土)〜2024年3月17日(日)

第2部:2024年3月20日(水)〜2024年6月2日(日)

現在、第1部はすでに終了し、第2部が開催中だ。

第2部では昭和の怪獣340種、約1,500体が展示されている。

これら「ソフビ」と呼ばれる展示品は、なんと当館スタッフの私物コレクションであるらしい。

お馴染みのバルタン星人だけでも豊富なバリエーション。

こんなに大勢いると迫力があり、怖くもある……。

会場は2階のマリンホールにて展示中。

館内に入館後は無料で行ける。

懐かしい昭和の特撮ヒーローや怪獣、モデルとなっている海のいきもの達に会いに、ぜひ立ち寄ってほしい。

ほねのおと

入館ゲートを通ったあと、インフォメーションを向いて右手の方には海のいきものたちの標本の展示コーナーがある。

普段は滅多にお目にかかれないような、いきもの達の本物の骨を見ることができる。

ここに展示されているイルカ達は、このマリンワールドで実際に生きていた仲間達らしい。

わたしも今は子をもつ親となったが、子どもの頃には両親や祖父母に連れられて、マリンワールドによく遊びに来ていた。

なかでもイルカのショーが大好きで、毎回楽しんでいた思い出があるが、ひょっとしたら生前の頃に、わたしたちは会っていたかもしれないと思うと、少しだけ目頭があつくなった。

小さい頃に出会った友人は、骨となってしまった今でも、マリンワールドに訪れた人々に喜びや感動を与え、現役の後輩イルカ達にエールを送り続けている。

館内施設について

入館ゲートすぐのインフォメーションではベビーカーや車椅子の貸し出しをおこなっている。

預かり金として500円を支払うことで借りられるのだが、返却時に500円は返金される。

なお、ベビーカーも車椅子も台数に限りがあるため、必要な方は事前予約しておいた方が良いだろう。

出典:マリンワールド 海の中道

授乳室は2階、M-cafeの通路奥にある。

中には調乳機が設置されていた。

おむつ替えのベッドや奥には授乳スペースもあるので、小さいお子さんを連れてきた場合にも助かる。

個人的に面白かったのでおすすめしたいのだが、館内にLINNE LENSというアプリをインストールできる場所がある。

これは水槽のいきものにカメラをかざすだけで、AIが自動で名前や生態の解説をしてくれるというアプリだ。

マリンワールドの飼育員のオリジナル解説も見られるので、こちらもぜひご覧いただきたい。

無料では1日10種類のいきものまで使用できるが、600円で無制限に使用できるようになる。

約10,000種類のいきもの達を網羅していて、撮ったいきものは、図鑑として保存される機能もある。

マリンワールド以外で撮ったいきものも保存できるのであなただけの図鑑をつくることができる。

図鑑を観るのが大好きな好奇心旺盛な人や、コレクションが大好きな人には特におすすめしたい。

まとめ

今回はマリンワールド海の中道の新エリアや特別展、館内施設の情報を紹介した。

35周年を迎えてもなお、あらゆる角度から切り込んだ斬新なコンテンツで楽しませてくれるマリンワールドは何回来ても楽しい時間が過ごせる。

今度のおやすみに、ぜひ遊びに行ってみてはいかがだろうか?

▼施設情報▼
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マリンワールド海の中道
【住所】福岡市東区大字西戸崎18-28
【電話】 092-603-0400
【営業時間】9:30-17:30(入館は16:30まで)※シーズンにより異なる
(詳細はホームページへ)
【入館料】
大人:2,500 円
シニア割引(65歳から):2,200 円
専門学生/大学生/高校生:2,500 円
小/中学生:1,200 円
幼児(3才以上小学生未満):700 円
【休館日】 2月第一月曜とその翌日
【駐車場】
大型車:1,600円
普通車:600円
二輪車:300円
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この記事を書いた人

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